イハラハートショップ井原万見子さん×すけのあずさトークイベントを終えて

9月10日(土)の晩。

こちらの旧田島うるし工場では、恒例のそうげん堂との夜カフェ+トークイベントを開催しました。

今回は日高川町(旧美山村)から本屋イハラハートショップの井原万見子さんと私の妻でイラストや絵本を描くすけのあずさをお招きしました。

ちょうど今月9月16日金曜日からイハラハートショップにて今年の2月にBL出版より出版された妻すけのあずさのデビュー絵本「うみのハナ」の原画展を開催していただき、それに合わせたトークイベントでした。

トークイベントの最初の方は会場の誘導などでバタバタしていて、ゆっくりと聞くことが難しかったですが、中盤以降はゆっくりと2人のお話に耳を傾けることができました。

2人のトークは基本的には原画展を開催する側の井原さんがすけのあずさのこれまでの活動や経験、そして絵本「うみのハナ」についての話を掘り下げて聞いてくれました。

結婚後、夫婦で行った約2年間の世界一周ハネムーンの話や帰国したあとの田舎暮らし、三重・四日市の子どもの本屋「メリーゴーランド」にて開かれている絵本塾に通った話や絵本「うみのハナ」に託された想いの話など、自分が知ってることも、もちろん知らないこともたくさんありました。

家に帰るとまだまだ手がかかる2人の娘がいて、家にいるときに僕が話すのは、イラストや絵を描くすけのあずさではなく、家事や子育てにてんてこ舞いの妻の助野梓です。

「うみのハナ」が誕生するまでの苦悩や挫折や何度も絵本の舞台となった和歌山市雑賀崎に足を運んだことなんかをゆっくりと2人で膝を突き合わせて聞くなんてことはありませんでした。

来ていただいたお客様が作品の裏のストーリーを初めて聞いたように、僕自身にもまた初めて知る話が多くて、自分自身にとって大変意義深いトークイベントでした。

願わくば、家でももう少し妻の日々の制作内容について耳を傾けたいと思いますし、ぜひ井原万見子さんとすけのあずさ2人のトークイベントをまた今後も開催していきたいと思いました。

また次回も楽しみにしていてください!

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