このブログをご覧いただいているならば、おそらくご存じかと思いますが、僕の妻すけのあずさはイラストレーターや絵本作家として活動しています。
ですので普段僕がよく言う口癖は、僕の役割は本屋OLD FACTORY BOOKSの店主であり、妻すけのあずさの広報・営業部長というものです。
当本屋には、それこそ、たっくさんのお気に入りの本、売りたい本、定番の本がありますが、この本、この作家以上の定番はありません。すけのあずささんと一蓮托生の本屋。それがOLD FACTORY BOOKSの確かな一面でもあります。
妻とは妻が19歳、僕が22歳のときに京都で出会いました。そのとき妻は京都精華大学マンガ学部の一回生。僕は立命館大学文学部の四回生でした。
あれから18年。楽しいときも苦しいときも二人でまあまあどうにかこうにかやってきました。
そして妻はいつもいつも絵を描いていて、妻にとって生きること=絵を描くことというのはいつも傍にいて感じることです。
世界一周旅行をやり、古民家で田舎暮らしをやり、子どもも産まれ、妻の描く世界が少しずつ少しずつ広がり、少しずつ描く色が鮮やかに増えてきたということも感じます。
まだまだ道半ば。妻がこれから先、どんな絵本を出していくか、多くの方が妻の新しい作品を楽しみに待ってくれているように、僕も日々楽しみにしています。
「うみのハナ」すけのあずさ(BL出版)
「やぎのタミエはおかあさん」すけのあずさ(BL出版)


